算命学の主星の求め方と個性について

日干支の「干」は個性を表しています。

個性は、精神的な現象を表す「十干」が基になっており10種類あります。

生まれた日の干支の「干」が「主星」となります。

主星とは、自分自身の本質を自然界に存在するものに置き換えたら何に当たるかということで、その人の本質と同じ質を持っている自然界のモノということです。

主星は下記のとおり日干と対応して10種類あります。

日干 主星
大樹
草花
太陽
灯火
山岳
大地
鋼鉄
宝石
大海
雨露

甲・大樹の個性

甲子・甲戌・甲申・甲午・甲辰・甲虎の人の主星は大樹です。

樹が成長して大樹となるためにはどうすればいいのかを考えると自ずと人生の生き方が分かります。

過酷な環境で育った場合は、根がしっかりと張った幹の太いたくましい樹となり、温室で育つと背の高いひ弱い樹に育ってしまいます。

育つ環境によっても生き方や性格が変わってきます。

このタイプの人の成長は大器晩成型で、一見のんびりしているように見えますが、芯の強い人で年齢を重ねるに従って幹が太くなり自我が強くなって実力も自信も信用も魅力も出てきます。

まっすぐに伸びる大樹のように、性格もまっすぐ正直で曲がったことが嫌いです。

責任感が強く、道徳や規則を重んじる人です。

自分のペースを乱されるのが嫌いなので、時に他人から見ると融通が利かない人に見えるかもしれません。

人と争うことはせずに黙って着実に自分の世界を切り開いていきます。

頑固で融通が利かない面があるので、俊敏性に欠け臨機応変に対処することは苦手なので環境の変化には弱いタイプです。

また一度挫折するとなかなか立ち直れないタイプなので若いうちに挫折を経験しておく方がいいでしょう。

乙・草花の個性

乙丑・乙亥・乙酉・乙未・乙巳・乙卯の人の主星は「花」です。

人々の目を楽しませてくれる花の世界がこのタイプの人の宿命で、一輪の花を美しく咲かせる環境づくりが生き方になります。

算命学では、花は女性の理想像とされています。それは外見が美しく、優しく包み込んでくれるムードを持った内柔外剛型の人だからです。

草花の見た目はひ弱ですが、厳しい条件の中でも美しい花を咲かすことができ、風に吹かれればなびき、踏まれても根っこがあるかぎり簡単には枯れません。

自分の置かれた環境のなかで精一杯生きようと努力をするのが花の人です。

芯の強さがありつつも協調性もあり柔軟性もあるので、どんな状況に置かれても柔軟に臨機応変に対処していくことができます。

どんな人とでも仲良くやっていける性格ですが、だからといってただのお人好しではありません。

自分の主義主張や考え方をきちんと持っているので、他人の言動に惑わされたり妥協したりすることはありません。

金銭面はコツコツと努力して蓄えるタイプで浪費家ではありません。

どちらかといえば、ものやお金に執着する方です。

一粒の種から開花するまでに時間がかかるように、性格はおおらかでテンポもゆったりとしています。

確実に目的に向かって進んでいく人です。

政治力、社交性、カリスマ性、統率力などを生まれ持っていて、孤立とは無縁の人です。

欠点としては依頼心が強く嫉妬深いこと。また受け身になりがちで自分から行動を起こすような積極性はありません。

丙・太陽の個性

丙寅・丙子・丙戌・丙申・丙午・丙辰の人の主星は「太陽」です。

太陽はすべての人を平等に照らしていて、受け取る側によっていい効果を及ぼす場合もあれば、悪い作用をする場合もあります。

太陽のように、明るい笑顔で周りの人々を明るくしてくれるムードメーカーのような存在で、子供のように自然体で無邪気です。のんきでおおらかな性格が人生を楽しくしてくれます。

太陽の人は、じっとその場にとどまることはなく、常に感情のおもむくままに動きまわります。

明るくて行動的、感情が豊かで情にもろく、さっぱりしていて気前がいい。些細な事は気にしない、悩まないのが特徴です。

あくせく働くことや難しい理屈を聞かされることは苦手なタイプです。

また人生をただ楽しく過ごすだけではなく、光り輝く人でありたいという願望が強い人ですから、いろいろなことに興味を持ち、手を広げすぎて収拾がつかなくなったり、忙しく動いた割には収穫が上がらなかったりということもあります。

欠点としては、忍耐力や持久力にかけるため、地道にコツコツと努力するタイプではありません。

丁・灯火の個性

丁卯・丁丑・丁亥・丁酉・丁未・丁巳の人の主星は「灯」です。

赤々と燃える炎、暗闇を照らす炎が宿命の世界です。

明るく周りの人々を照らしてくれる優しくて思いやりのあり、また時には熱く燃え上がるような情熱家となるような、喜怒哀楽の激しい性格を持った人です。

穏和で控えめで礼儀正しく、情にもろくデリケートな一面を持っていますが、内面にはいつも火種を抱えています。

この火種が発火点に達すると爆発して手がつけられなくなってしまいます。

不満や怒りを内に秘めてしまうタイプなので、どんな小さな火種でも条件次第では大火となってしまいます。

一度怒ると怖い人ですが、自らを犠牲にして相手に暖かさを与える犠牲的で献身的な精神を持っていますので、自分となんらかの縁がある人には親身になって尽くします。

基本的には明るくて楽天的。感情表現が豊かな情熱家タイプです。

ただし熱しやすく冷めやすい気分屋な面もあります。

思ったことを直ぐに行動に移すフットワークの軽さはありますが、短期で飽きっぽいです。

欠点としては、忍耐力と協調性に欠ける点です。

人の好き嫌いも激しく、何事も白黒をはっきりさせたがります。

戊・山岳の個性

戊辰・戊寅・戊子・戊戌・戊申・戊午の人の主星は「山」です。

山はいつも同じ姿で動かず安定感のある宿命です。

算命学では「山」は財と愛のシンボルです。

何事にも動じない落ち着いた風格から人々に頼られる存在になります。

人に喜ばれることをするのが喜びで自分の生き甲斐となったりする、面倒見のいい愛情奉仕でサービス精神旺盛の人と言えます。

その性格から、人に頼まれると断れなかったり、嫌われたくないがために無理を承知で引き受けてしまったりということもあります。

しっかり者の現実志向で、急がず慌てず足元をしっかりと固めてから行動を起こすタイプですので、チャレンジングなことに挑戦することには不向きです。

ロマンを追い求めるよりも、現実の生活の中で確実に出来ることからチャレンジしていきます。

慎重な性格からチャンスを逃すこともあるでしょう。

欠点としては自己中心的でわがままなところ。一度決めたら誰の言うことも聞かない芯の強さと頑固さがあります。

己・大地の個性

己巳・己卯・己丑・己亥・己酉・己未の人の主星は「大地」です。

大地は自ら動こうとせずにしっかりと腰を据えて、あらゆるものを受け入れる心の広さを持っています。

それが良いものであれ悪いものであれ、お構いなしに飲み込んでしまいます。

そんな大地のように、多彩な能力や人を引き付ける魅力を持っています。庶民的で温かい心をもっていて、人に頼まれると断れないタイプです。

また気さくな反面、頑固とも言える芯の強さをもつ自立型の人間です。

仕事の面や家庭を守るという守備能力に関しては強い力を発揮します。

家庭を守る妻としては理想的な女性のタイプと言えるでしょう。

庶民的で気さくなタイプですから誰からも交換を持たれます。

しかし、内面には複雑なものを秘めていて、他人が思うほどお人好しではありません。

勉強家で吸収力は抜群です。

運の歩みは「じっくりスローペース」。着実に一歩一歩地固めして進むタイプですからスピード感はありません。

自分のペースであわてずに、一歩ずつ進むのが開運のコツといえます。

欠点としては、迷いやすく決断力がないこと。

自ら動こうとしないために変化に弱い面があります。そのため消極的になって妥協しやすいのも欠点の1つです。

庚・鋼鉄の個性

庚午・庚辰・庚寅・庚子・庚戌・庚申の人の主星は「鉄」です。

鉄は打たれて初めて製品になりますので、自分を過酷な環境に置くことが開運の一番の方法です。甘やかされたり過保護になると社会性のない人間になってしまいがちです。

性格は、正直でまっすぐ。行動力があって働くことが大好きです。

内面には人間味あふれる優しさを持っています。

正義感が強く、正しいと思えば損得勘定抜きで突き進んでいきます。

ただ物事に対してあきらめが早く、感情的になって損をすることもあります。

本質は、男性的な「戦いの星」の人ですので、波乱に満ちた人生を歩むことになります。

過酷な環境において戦ってこそ魅力を得ていくタイプなので、人生を楽な方へと歩んでいくと魅力の無い人間になって社会や家族のお荷物になってしまいます。

理解力や勘に優れていて、負けず嫌いな性格で自分を鍛えることを惜しみませんので一つのことに精通できます。

欠点としては、こうと決めたら後へは引かない頑固な所、妥協しないところがあります。

動乱期に強いタイプですので、平和期をどう生きるかが一番の悩みになりますので熱中できるものを必ず持つことが大切です。

辛・宝石の個性

辛未・辛巳・辛卯・辛丑・辛亥・辛酉の人の主星は「宝石」です。

宝石は原石を磨き上げて初めて美しく輝くものですので、価値のある人間になるためには自分自身を磨き上げる必要があります。

教養の有無がこのタイプの人の運勢に大きな影響を与えます。

本質は、プライドが高く、メンツを傷つけられることを極端に嫌います。

感性が鋭く、美しいものや高級なものに憧れる傾向があります。

優雅に暮らしたいという願望が強い人ですから、あくせく働かなければならない生活は不満が大きくなります。

そういった現実の世界と内面の世界とのギャップに悩まされることになるでしょう。

しかし自分を磨くことで可能性はどこまでも広がっていきます。

開運のコツは、自分が宝石であるという意識をもって、どんな環境においても自分を磨き続けることです。

もともと地位・名誉・人気といったものに恵まれる宿命ですので、過剰な心配をせずに自分自身を磨き続けていれば、時期が来れば自然と備わってきます。

欠点としては、わがままで自分の主張を譲らないところ。

持続性がなく飽きっぽいところ。

見栄っ張りで世間体を気にするところです。

地位が上がるに従って傲慢になっていく場合がありますので注意が必要です。

壬・大海の個性

壬申・壬丑・壬辰・壬寅・壬子・壬戌の人の主星は「海」です。

果てしなく広がる大きな海、穏やかで雄大な自然の姿が持って生まれた宿命です。

水は常に流れ動いていないと清らかさを保つことができず、同じ場所にとどまっているとよどんで腐敗してしまいます。

ゆったりとした大きな心を持ち、あらゆるものを飲み込んでしまう包容力のある人です。

止まることを知らずに、どこへでも流れていける自由な生き方を望んでいるタイプです。

自由を愛するがゆえに、型にはめられたり、束縛されたりすることを嫌います。

いつも夢とロマンを追い求め、好奇心と冒険心を胸に秘めています。

旅が好きで、思い立ったらどんなに危険な場所でも出かけていきます。

行動力がありますが、目的がはっきりしない時や気が乗らない時は動こうとしません。

海の人は概してスケールの大きいことを望むので、実力が伴わないと波乱の人生となってしまいます。

ほどほどに恵まれていても、中庸な人生では満足しません。

開運のコツは、自分自身の実力に合った生き方をすることです。

欠点としては、環境に流されやすいので自分の生きる目標をしっかり持つことが大切です。

他人から助けてもらえない宿命の人ですので幸運をつかむには自分自身の実力で勝ち取るしかありません。

つまり「自力運」の人ですので、自分のやる気と努力が開運のカギとなります。

わがままや怠惰に流されて、他人への依頼心を持たないこと。

また異性との交際には気をつけてください。

癸・雨露の個性

癸酉・癸未・癸巳・癸卯・癸丑・癸亥の人の主星は「雨」です。

雨はすべての生き物にとって必要不可欠な生命の源です。

地に降る雨が川に流れ、海に流れ込むように目的が達成されるまでに時間がかかります。

あせらず1つ1つの積み重ねが大切です。

水はどんな形にでもなれるという特性があり自由自在に変形します。

つまりどんな環境にも、どんな人にも合わせられる順応性を持っています。ただしどんな場合にも時間がかかるのが注意点です。

クールで冷たい人と見られがちですが、本質は慈愛にあふれ、母性愛が強い人で尽くすタイプです。

女性はとくに、尽くす相手を間違えないように注意しましょう。

勤勉で忍耐力があり、規則や道徳を重んじるまじめな人です。

情にもろく神経質なところもあります。

心配性な性格がでると、つい干渉しすぎて嫌われる場合があります。

欠点は、心配性のあまり、些細な事に振り回されやすいこと、物事を悪い方へと解釈しがちな点です。